2020年8月28日、安倍総理大臣が辞任の意向を表明しました。
日本中で、次期総理大臣は誰かについて、議論されていますね。
今回は、最有力候補者の一人で、出馬の意向を示した菅官房長官についてです。
菅官房長官は、実は苦労人だったとの情報がありましたので、調べました。
菅義偉のプロフィール
まずは、菅官房長官のプロフィールを見てみましょう。
— 菅 義偉 (@sugawitter) July 4, 2019
名前:菅 義偉(すが よしひで)
生年月日:1948年12月6日
年齢:71歳(2020年8月現在)
出身地:秋田県雄勝郡秋ノ宮村(現:湯沢市秋ノ宮)
現住所:神奈川県
所属政党:自由民主党
菅義偉の生い立ち(中学校まで)
家族は?
秋田県雄勝郡秋ノ宮村に農家の長男として誕生した菅氏。
家族は、父、母、姉2人、弟1人です。
父は南満州鉄道の元職員で、終戦後、農耕に従事しました。
「秋の宮いちご」のブランド化に成功したため、経済的には裕福だったと思われます。
母、叔父、叔母は元教員、二人の姉も高校教諭だったようです。
小学校・中学校は?
菅氏は、雄勝町立秋ノ宮小学校(現:湯沢市立雄勝小学校)を卒業後、雄勝町立秋ノ宮中学校(現:湯沢市立雄勝中学校)に進学しました。
小学校の頃から、菅氏はスポーツ万能だったようです。
しかし、自ら人前に出る活発なタイプではなく、周りから自然と人が寄ってくるタイプだったようです。
また、中学校では、野球部に所属していたようです。
守備はサード、1番打者だったそうです。
菅義偉の学歴①(高校~就職まで)
高校は?
菅氏は中学卒業後、1964年4月に秋田県立湯沢高等学校へ入学し、1967年3月に卒業しています。
自宅から一番近い高校だったそうですが、通学には片道2時間かかったようです。
ちなみに、中学校の同級生の半数ほどが、中学卒業と同時に集団就職したそうです。
残りの半分は家業を継ぐなどしたようですから、高校進学率はよくなかった時代です。
そんな中、高校進学した菅氏は、やはりエリートで家も裕福だったのだと思います。
高校卒業後の進路は?
ただ、卒業後の進路については、父に農業大学を進められたようですが、集団就職を選択しています。
東京のダンポール工場に就職しました。
週刊誌で、「姉が進学した北海道教育大学を受験したが不合格になった」という報道があったようですが、本人は教員になることは志望しておらず、受験もしていないと、完全否定しています。
菅義偉の学歴②(退職~大学まで)
就職して東京に行けば、何かが変わると思った菅氏ですが、現実の厳しさを知るだけだったようです。
そのため、菅氏は2年間、働きながら勉強して、大学進学を目指します。
そして、当時私立大学で最も学費が安かったという理由で、法政大学を受験。
法政大学第二部法学部政治学科に進学し、1973年依卒業します。
その後は、建電設備株式会社(現:株式会社ケーネス)に入社します。
そして、横浜市会議員、衆議院議員と政治家への道を進みます。
菅義偉が苦労人と言われる理由は?
菅氏が苦労人と言われるのには、上記のような生い立ちから、以下の理由があるようです。
理由① 世襲の政治家ではなく、農家出身の叩き上げ
理由② いわゆる偏差値エリートではない
理由③ 自分で働いたお金、自分の考えで大学に進学
それでは、一つずつ見てきましょう。
理由① 世襲の政治家ではなく、農家出身の叩き上げ
政府幹部では、世襲の政治家が多数です。
しかし、菅氏は、農家出身。
家族に政治家はおらず、自身で道を切り開いた、叩き上げの政治家です。
次期、内閣総理大臣は菅官房長官なんですかね…
秋田の農家出身の叩き上げの苦労人なので好感は持てますが、どうでしょうかね🤔#菅官房長官
— 偏差値30台の高校に進学した自分が2020年、公立高校の入試問題を解いたら・・・/底辺塾 (@teihenjyuku) August 31, 2020
理由② いわゆる偏差値エリートではない
政治家には、偏差値の高い大学を卒業している人が多数います。
しかし、菅氏は学費重視で大学を選択しました。
菅が総理大臣になると法政大学初の総理大臣だな
偏差値上がるのだろうか— 銀鮭 (@gwinjacket) August 31, 2020
理由③ 自分で働いたお金、自分の考えで大学に進学
一度は高卒で就職した菅氏。
社会出でてから現実を知り、自分で働いたお金で、人生の軌道修正を行います。
自分の力で大学に進学して、夢をかなえた苦労人ですね。
おわりに
いかがでしたか?
次期総理の最有力候補である菅官房長官。
若いころから、苦労されていたのですね。
最後までお読みいただいありがとうございました。
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