2020年1月11日に投票が行われた台湾の総統選挙で、現職の民進党・蔡英文総統が過去最多票を獲得し、再選しました。
そんな蔡英文氏ですが、たびたび日本語でツイートしているようです。
また、日本との交流で『タピオカ』がよく登場するという噂や動画、画像も。
いったいどういうことなのでしょうか?
理由や動画、画像をまとめました。
台湾・総統に再選した蔡英文って?
「総統」とは、中華民国(台湾)の元首のことで、大統領みたいなものです。
蔡英文氏は、台湾トップの国立台湾大学法学部を卒業後、アメリカのコーネル大学ロースクールで法学修士を、イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで法学博士を取得しました。
その後、大学教授を経て政会に入り、さまざまな委員を務めた後、2004年に民主進歩党に就任しました。
そして2016年5月20日総統に初就任し、今回2020年1月11日選挙で再選に至ります。
蔡英文のツイッターが日本語?親日って本当?
そんな蔡氏ですが、ツイッターが日本語だと話題になっています。
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては希望に満ちた令和最初の新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
本年は台日関係が一層深まるとともに、皆様一人ひとりのご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。「世の中をゆり直すらん日の始め」 pic.twitter.com/AnDORYAlBi
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) January 1, 2020
台湾人は選挙に対してだけ熱くなるわけではありません。200万人もの日本人が台湾に来てくれたのは、人に対しても台湾人は熱い心を持っているから!この動画をぜひ見てください! pic.twitter.com/LHCI0q4kJe
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) December 22, 2019
確かに日本語ですね。
また内容から、親日であることも伺えます。
日本語でツイッターの理由は?公用語は中国語では?
蔡氏のツイッターですが、全てが日本語というわけではありません。
ほとんどは英語でのツイートで、次に多いのが日本語です。
ここで、台湾の公用語は中国語では?と気になった方も多いのではないでしょうか。
これについては、台湾向けにはフェイスブックを使用、海外向けにツイッターを使用するから、と言われています。
各国の権力者が世界に向けての発信手段としてを英語で使用することは多いかと思いますが、日本語が二番目に多いというところからも、蔡氏は親日であると伺えますね。
蔡英文のツイッターにはタピオカが頻繁に登場するって!?
蔡氏の日本語でのツイッターには、タピオカがよく登場するようです。
有馬キャスターとのインタビューは台湾と香港の未来について真剣な議論でしたが、それでも台湾が世界に誇るタピオカミルクティーをお試しいただきたかったんです!
雖然跟有馬主播的專訪,是在討論台灣與香港的未來這樣嚴肅的議題,但我沒有忘記請他來杯—台灣在世界引以為傲的珍奶! https://t.co/kPOXtqvAXH pic.twitter.com/YGrYhtSxMo
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) August 3, 2019
この厳かな場に、よく見るとタピオカミルクティーが置いてあるのが、かなりシュールですね。
世界中がフェイクニュースに関心を寄せていますが「フェイクなリアルニュース」も存在するんですよ!この動画はまさに台日の文化的な違いを面白く表現したフェイクなリアルニュースです。では言葉遊びはやめて、早速動画を見てみましょう。思わず笑ってしまいますよ! pic.twitter.com/5ShDWUkICM
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) December 23, 2019
また、日本から修学旅行生が台湾を訪れた際には、蔡氏がサプライズで登場し、「こんにちは。台湾と総統府へようこそ。タピオカミルクティーはもう飲みましたか?」と問いかけたそう。
蔡氏と数年おきに来るタピオカブームにも、何か関係がありそうですね。笑
おわりに
いかがでしたか?
台湾の総統が親日の蔡氏に決まり、安心した方も多いのではないでしょうか。
台湾旅行客もますます増えそうですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。